ユニシア/国内3番目のARB+Ca拮抗薬配合剤

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▼ユニシアとは?

「ユニシア」は、アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬(ARB)とカルシウム拮抗薬(CCB)を配合した高血圧症治療薬です。

成分のひとつは、ARBの「ブロプレス」(カンデサルタン)です。もうひとつの成分は、持続性カルシウム拮抗薬の「ノルバスク」(アムロジピン)です。アムロジピンは、身体の血管を拡張して血の流れを良くすることで血圧を下げます。心臓の収縮をおさえ、心臓の負担を軽減する効果もあります。

“ARB+Ca拮抗薬”の組み合わせは、日本で頻繁に使われている組み合わせで、相乗効果で強い降圧が期待できます。ただし、最初から使うのではなく、単剤服用で十分な効果が得られない場合に用いられています。

「ユニシア」は、配合量別にLD(低:ロードーズ)とHD(高:ハイドーズ)の2種類があります。LDはアムロジピンの含量が2.5mgの低用量製剤、HDは5mgの高用量製剤。なお、ARBの主成分カンデサルタンの量はどちらも同じ8mgです。

▼高血圧症患者は国内で約4300万人

高血圧症は世界で最も患者数が多い疾患であり、国内では約4300万人いると言われています。高血圧治療のガイドラインでは食生活の改善とともに薬物治療がメインとなっており、最近は作用機序の異なる薬剤を組み合わせた(高血圧の原因が複数存在するので)併用療法が推奨されていて、年々使用頻度が高まっています。

▼ARB+Ca拮抗薬の配合剤市場

高血圧症の治療は、ARB配合剤の登場で従来の標準治療薬だったカルシウム拮抗薬(Ca拮抗薬)やアンジオテンシン変換酵素阻害薬(ACE)が流行遅れになるほど激変しました。

降圧剤はすべての医療用医薬品の約20%を占めると言われています。2008年の薬価改定でARBを中心に大幅に薬価が引き下げられましたが、これから益々高齢化が進む国内では、高血圧の患者数は増加し、以前として市場は膨張を続けていくと予測されています。

ARBとCa拮抗薬(CCB)の降圧配合剤も、様々な製品の発売で競争が激化しています。配合剤の市場は2005年にCa拮抗薬の売上を抜いて以降、拡大し続け、2010年には5,200億円(前年比6.9%増)を達成しました。

▼代表的なARB+Ca拮抗薬の合剤とその特徴

ユニシア カンデサルタン+アムロジピン 脳保護効果、心保護効果
エックスフォージ バルサルタン+アムロジピン 国内初のARB+CCB。OD錠あり
レザルタス オルメサルタン+アゼルニジピン 心臓腎臓など臓器保護作用、24時間持続
ミカムロ テルミサルタン+アムロジピン 胆汁排泄型、脂質代謝に好影響、24時間持続
アイミクス イルベサルタン+アムロジピン 長時間作用型、アムロジピン10mg高用量あり
ザクラス アジルサルタン+アムロジピン 降圧効果最強、長時間持続
アテディオ バルサルタン+シルニジピン 早朝高血圧を優位に低下、尿酸値低下作用






▼AG発売(追記:2016年3月)

武田薬品が販売している降圧配合剤「ユニシア」のオーソライズド・ジェネリック(AG:公認の後発品)が、あすか製薬から2016年3月3日に発売されました。製品名は統一名の「カムシア配合錠」。

オーソライズド・ジェネリック(AG)は、先発品企業の公認を得た後発品で、先発品と原薬、添加物、製造方法がまったく同じです。薬価は、先発品がLD、HDとも135.60円、後発品がLD、HDとも81.40円となっています(2016年3月現在)。

▼広告のキービジュアル

広告のキービジュアルは、光輝くユニコーン。主成分である「ブロプレス」のビジュアル(ダイヤモンド)を継承した仕上りになっています。

ユニコーンは、一角獣とも呼ばれ、額に一本の角が生えた馬に似た伝説上の動物です。ここでは、馬と一角の合成ということで“配合錠”ということと力強さを表現しています。またユニコーンの角は、中世にウニコールという名称で貴重な解毒薬や解熱剤の特効薬として珍重されていたという歴史があります。医薬的な関係が強いため、医薬広告に使われることが多い題材です。

一般名:カンデサルタン シレキセチル・アムロジピンベシル酸塩
製品名:ユニシア配合錠LD, HD
降圧剤/ARB・Ca拮抗薬配合剤/持続性アンジオテンシンII受容体拮抗薬/持続性Ca拮抗薬配合剤
武田薬品工業
発売準備中

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