ロゼレム/習慣性のない睡眠薬

眠りへのリズムを整える。
生活習慣改善+ロゼレム。

▼ロゼレムとは?

「ロゼレム」は、体内時計の乱れを改善し、寝つきをよくする不眠症の薬です。

睡眠薬の処方としては、“ベンゾジアゼピン系”か“非ベンゾジアゼピン系”の2種類が主流となっていますが、「ロゼレム」は、“非ベンゾジアゼピン系”です。この睡眠薬は、睡眠に深い関係があるホルモン“メラトニン受容体”に作用し、自然な眠り(質の良い眠り)をうながす効果があります。旧来の睡眠薬は、依存性が強く、過剰服薬による副作用などが問題とされていましたが、「ロゼレム」は“安全性の高い睡眠薬”を目指して開発された製剤です。

▼習慣性のない唯一の睡眠薬

「ロゼレム」は、依存性や習慣性、薬が効かなくなる耐性がほとんど見られません。服薬を止めても離脱症状が出ない睡眠薬は「ロゼレム」のみです(2011年現在)。ただし、「ロゼレム」は不眠症を根本的に治す薬ではないので、服用しないことで再び眠れない状態に戻ることは十分に考えられます。そのため、“メラトニン受容体”が正常に機能するように、生活習慣の改善が推奨されています。キャッチコピーの【生活習慣改善+ロゼレム】というのは、そういう意味です。

▼ベンゾジアゼピン系と非ベンゾジアゼピン系

ベンゾジアゼピン系(ハルシオン、ドラールなど)はGABA-A受容体のオメガ1、オメガ2の両方に作用しますが、非ベンゾジアゼピン系(ロゼレム、ルネスタなど)は、オメガ1受容体にしか作用しないという特徴があります。睡眠の仕組みに関連しているGABA-A受容体は、オメガ1と考えられています。オメガ2は、どちらかと言うと不安を抑える作用や、身体や手足のけいれんを抑える作用に関係していると言われています。つまり不眠症を改善するだけであれば、オメガ1にだけ作用する非ベンゾジアゼピン系の方が良いわけです。オメガ2に作用しないので、筋肉のゆるみやふらつきといった副作用を軽減することが出来るからです。耐性や依存性もベンゾジアゼピン系よりも少ないのではないかと言われています。薬価は、ベンゾジアゼピン系と比較して非ベンゾジアゼピン系の方が高いです。

▼ロゼレムの副作用

「ロゼレム」の副作用は、比較的少ないと言われています。“ベンゾジアゼピン系”の睡眠薬によく見られる筋肉の弛緩(ふらつき、転倒)や記憶障害、せん妄といった副作用は、出ないのがメリットです。
「ロゼレム」の副作用として、眠気(朝起きれない)や頭痛などがまれに報告されています。副作用がひどい場合は、医師の指示に従って、服用量を減量する必要があります。

▼その他の睡眠薬


▼広告のキービジュアル

広告のキービジュアルは、気持ちよさそうに眠るクマのぬいぐるみです。クマは冬眠する生き物ですので、睡眠薬にぴったりのキャラクターと言えます。熊がクマのぬいぐるみを抱いて眠る、というところにニヤッとさせられます。薬の特徴を分かりやすく伝えながら、可愛らしくて万人受けする非常にクオリティの高い広告デザインです。

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一般名:ラメルテオン
製品名:ロゼレム錠8mg
中枢神経系用薬/メラトニン受容体アゴニスト/メラトニン受容体作動薬
武田薬品工業

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