カルデナリン/冬の朝、忍び寄る血圧リスク

冬の朝、忍び寄る血圧リスクがあなたを襲う!
冬の朝は、急激な血圧上昇が起こりやすいため注意が必要です

寒冷に伴う血圧上昇抑制が期待できるカルデナリンの就寝前投与は、冬の朝の血圧管理に有用な手段だと考えます。(Modesti,P.A. et al.:Hypertension 47(2):155,2006)

▼カルデナリンとは?

「カルデナリン」は、α遮断薬という分類の降圧薬です。「ドキサゾシン」として、ジェネリックも数多く出ている長期収載品です。ファイザーが推進する“エスタブリッシュ”の一環でしょうか。20年以上経って、OD錠も発売されました。

「カルデナリン」は、血管の交感神経“α受容体”を遮断して、血管を広げる作用を持っています。血管が拡張することで、血液の抵抗が減り血圧が下がるという仕組みです。持続的な効果があるので、1日1回だけの服用で済みます。

高血圧という病気は、生活習慣の見直しも不可欠です。減塩などの食事療法、運動療法、肥満気味の場合は体重を減らすだけで血圧が改善するケースもあります。“飲み始めると一生飲み続けなければならない薬”と言われる降圧剤ですが、軽い高血圧であれば、生活習慣の見直しで、降圧剤の服用を止められる場合もあります。

▼カルデナリンの特徴

“代謝に悪影響を与えず脂質代謝を改善する”というメリットを掲げて登場した「カルデナリン」ですが、高血圧の薬としてはもう第一選択されていません。α遮断薬は、他の第一選択薬に比べて心血管系イベントを予防する効果が低いということが理由のようです。

▼高血圧症のファーストチョイス
・ARB
・Ca拮抗薬
・ACE阻害薬
・利尿薬 以上のどれか

「カルデナリン」は、糖尿病や脂質代謝異常のある場合の処方に適しています。前立腺肥大症やコレステロールにも良いとされています。喘息や排尿障害、レイノー症状のある人にも使用することができます。

▼カルデナリンの副作用

副作用は少ない薬ですが、飲み始めの段階で、めまいを感じたり、立ちくらみを起こすという報告があります。めまいや立ちくらみは、服用を続けているうちに徐々になくなる場合が多い副作用です。その他の副作用として、尿失禁が挙げられます。尿漏れが頻繁だと感じる場合は、医師に相談する必要があります。

主な副作用 だるい、めまい、立ちくらみ、動悸、頻脈、低血圧、尿漏れ、頻尿、吐き気、鼻づまり、頭痛、眠気
深刻な副作用(滅多にないが注意が必要) 極端な血圧低下、不整脈、狭心症、心筋梗塞、血液成分の異常、肝臓の重い症状

▼広告のキービジュアル

広告のビジュアルは、雪景色と雪だるま。海外データと日本人の降圧データを基に、猿田先生が注意を呼びかけているという内容です。製薬協の自主基準「医療用医薬品製品情報概要等に関する作成要領」(通称:プロモーションコード)の改訂があったため、現在では見かけないスタイルのビジュアルです(医療関係者の肖像写真を主体とする広告は作成しないこと、という項目に抵触)。

▼キードクター
猿田亨男先生(慶應義塾大学 名誉教授)


一般名:ドキサゾシン メシル酸塩
製品名:カルデナリン錠0.5mg,1mg,2mg,4mg、OD錠0.5mg,1mg,2mg,4mg
降圧剤/α遮断剤/血圧降下剤

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