ザイザル/即時相と遅発相の両方に作用

THE STRONG X
2012年1月1日より投薬期間制限が解除されます。

▼ザイザルとは?

「ザイザル」は、第2世代の抗ヒスタミン薬(ヒスタミンH1受容体拮抗薬)です。アレルギーの主な原因には“ヒスタミン”という物質が大きく関与しています。「ザイザル」は、このヒスタミンの受容体を阻害し、ヒスタミンの動きを抑制することで アレルギーの症状(くしゃみ、鼻水、鼻づまり、かゆみなど)を緩和します。花粉症、ダニや動物で起こるアレルギー性鼻炎やかゆみなどに広く使われています。

第2世代の抗ヒスタミン薬の特徴は、第1世代に多く見られる余計な作用が減少しているところです。このため、口の渇きや排尿障害などの副作用が改善されています。「ザイザル」は、「タリオン」や「クラリチン」と比較すると眠くなりやすいですが、その分効果がやや強いバランス型です。

▼ザイザルの作用機序

「ザイザル」は、ヒスタミンH1受容体に選択的に結合することにより、“くしゃみ・鼻水・鼻づまり”といった初期のアレルギー反応(即時相)と、“持続性発疹炎症・過敏性・かゆみ”などの後からやってくるアレルギー反応(遅発相)の両方に作用します。

ヒスタミン受容体により強く結合するので、「ジルテック(セチリジン)」の半分の投与で同等の効果が得られます(約2倍親和性が高い)。

2009年に、小児に対する効能と用法・用量が承認されたこともあり、「ジルテック」の代わりに処方される機会が増えています。

ザイザルシロップ
ザイザルシロップ ザイザル5mg

▼ザイザルの副作用

「ザイザル」の主な副作用は眠気、頭痛、疲労などです。人によっては強い眠気が出ることもあるので注意が必要です。服用時は、車の運転、高所作業など危険が伴う行為は避けてください。まれにアナフィラキシーショック症状、肝臓、腎臓、聴覚障害が起こる可能性があります。また、抗ヒスタミン薬全体の副作用として、食欲増進が挙げられますが、深刻なほどの症状ではありません。

▼他のアレルギー薬との違い

・「アレロック」:眠気高い、効果強い、比較的速く効く、1日2回
・「ジルテック」:眠気やや高い、効果やや強い、1日1回、アルコール注意
・「ザイザル」:眠気やや高い、効果やや高い、1日1回
・「タリオン」:眠気やや低い、効果やや弱い、1日2回
・「クラリチン」:眠気低い(パイロットも服用可)、効果弱い、1日1回、薬価安い
※効き目や副作用には個人差があります。

抗アレルギー薬の比較

▼広告のキービジュアル

広告のビジュアルは、アメコミ風のスーパーヒーローです。“X”があしらわれたスーツが力強い印象を与えています。キャッチコピーと胸のXマークを繋げて読ませることで、“強い効果のXyzal(ザイザル)”という特徴を表現しています。

腕のバンドには鍵のマークが刻まれていますが、これはヒスタミン受容体をブロックする鍵という意味です。映画「バットマン」や「アベンジャーズ」の世界観を医薬の世界へ持ち込んだユニークなアイディアです。

一般名:レボセチリジン塩酸塩
製品名:ザイザル錠5mg、ザイザルシロップ0.05%
抗ヒスタミン薬/持続性選択H1受容体拮抗・アレルギー性疾患治療剤
グラクソ・スミスクライン

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