レルベア/24時間の効果を1吸入で

24時間の効果を、1吸入で。

「レルベア」は、気管支を広げる気管支拡張剤です。喘息や慢性閉塞性肺疾患(COPD)の治療に使用します。対症療法薬なので、病気そのものは完治出来ません。しかし、症状の悪化によって起こる悪循環を断ち、慢性閉塞性肺疾患(COPD)については、病の進行を遅らせる効果が期待できます。

▼慢性閉塞性肺疾患(COPD)とは?

慢性閉塞性肺疾患:COPDとは呼吸障害の総称で、気管支や肺胞に異変が生じ、気道の流れが悪くなる病気です。症状としては、咳や痰が多くなり、息切れしやすいなど、動いた時の呼吸困難が特徴です。具体的には、肺気腫と慢性気管支炎を指します。当初は喘息もCOPDに含まれていましたが、疾患の性質上区別されました。

「レルベア」の2種類の有効成分のひとつは、フルチカゾンというステロイドです。ステロイドには強い抗炎症作用があり、日常的に気道の炎症をおさえることで喘息の発作を予防します。もうひとつは、気管支拡張作用を持つβ2刺激薬のビランテロールです。こちらは呼吸の通り道を拡げる効果があります。心臓への負担が少なく、効き目が早くて、効果持続時間が長いのが特徴です。“強い”ステロイドと、“速効・長時間”のβ2刺激薬を配合した吸入製剤。ふたつの成分の相乗効果で、気道の炎症と狭窄の両方を一挙に改善します。

「レルベア」は作用時間が長いので、従来品の1日2回だった吸入回数が1日1回で済むというメリットがあります。長期的に使用する場合、利便性の高い吸入剤です。喘息に加えて、慢性閉塞性肺疾患に対する効能・効果が追加承認されました(2017年)。

▼レルベアとアドエアの違い

「アドエア」と「レルベア」は、同じグラクソ・スミスクラインから販売されている姉妹品です。どちらも配合剤ですが、ステロイドの成分や量が若干異なります。

・ステロイドの成分・含有量が異なる
・「レルベア」の方が作用効果時間が長い
・「レルベア」は吸入操作が簡単
・「アドエア」は1日2回、「レルベア」は1日1回の吸入

▼吸入器(エリプタ)について

薬剤肺到達率の高いドライパウダー吸入式で、「エンクラッセ」や「アノーロ」といった吸入薬でも採用されている“エリプタ(ellipse:楕円)”という吸入器を使って吸入します。「アドエア」などは吸うまでに2行程かかりますが、「レルベア」は開けて吸うだけなので、使い方は簡単です。きちんと吸えていれば、甘みを感じるように工夫されています。

気道に作用するだけなので、正しく使用すれば飲み薬のステロイドのようなに全身性の副作用はまず出ません。嗄声(声のかすれ、イガイガ)や口内炎がときどきみられる副作用です。

▼β2刺激薬+ステロイド合剤市場の動向

β2刺激薬とステロイドの配合剤は、現在4製品が販売されています(2014年現在)。規格別に見ると、アステラス製薬の「シムビコートタービュヘイラー60吸入」が病院外・病院内で処方数/処方金額でどちらもトップです(2014年度)。しかし、全規格を合わせた外来での処方金額を見ると、グラクソ・スミスクラインの「アドエア」が90億円の差をつけて第一位となっています。
β2刺激薬とステロイドの配合剤市場は、「アドエア」と「シムビコート」が長らくシェアを二分していましたが、2013年11月に杏林製薬が「フルティフォーム」を、2013年12月にはグラクソ・スミスクラインが「アドエア」の姉妹品「レルベア」を相次いで発売しています。


▼広告のビジュアルについて

広告のキービジュアルは、OLの一日の風景です。「レルベア」の特徴である“24時間”をテーマにして、朝起きてから就寝まで、仕事や趣味や食事を楽しむ姿が、映画のコマ送りのように描かれています。朝歯磨きをするように、日常生活の一部として「レルベア」を吸引することで、穏やかな気管支コントロールが行えるというイメージです。同じモデルで一日分のシチュエーションを撮影するのは非常に大変なことだと思いますが、コマーシャルを視ているような錯覚を感じさせるユニークな広告です。

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一般名:ビランテロール トリフェニル酢酸塩/フルチカゾン フランカルボン酸エステル
製品名:レルベア100エリプタ14吸入用,30吸入用、200エリプタ14吸入用,30吸入用
吸入ステロイド薬/喘息治療配合剤
グラクソ・スミスクライン

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