ヒューマログ/世界で20年以上の実績

初めの一歩も、その先も。

▼ヒューマログとは?

「ヒューマログ」はインスリン製剤で、身体の中のインスリンと同じような働きで血糖値を下げる薬剤です。1996年の発売から世界で20年以上の実績を重ねてきた抗糖尿病薬です。

効き目がある反面、過剰に投与すると血糖を下げ過ぎてしまうリスクも含んでいます(低血糖)。患者さんが自分で腹の下などへ注射する薬ですので、患者自身が薬のことをきちんと理解している必要があります。

▼1型糖尿病と2型糖尿病

糖尿病には1型と2型が存在します。「ヒューマログ」は、1型糖尿病と2型糖尿病、どちらにも使用する場合がある注射剤です。

1型糖尿病は遺伝性の疾患で(遺伝なので痩せている人や若い人も罹ります)、膵臓に存在するβ細胞と呼ばれるインスリンを分泌する組織が壊れてしまっている状態の病気です。インスリンが分泌できないため、血糖が高くなってしまいます。「ヒューマログ」のようなインスリン製剤を注射して、治療します。

一方、2型糖尿病は生活習慣や肥満などによって、インスリンの効きが悪くこなることで発症する病気です。2型糖尿病治療では、薬を使う前にまずは食事の改善や運動療法が試されます。そして、食事療法や運動療法を行っても血糖値の改善が見られない場合に、2型糖尿病専用の治療薬や「ヒューマログ」のようなインスリン製剤が処方されます。つまり基本は食事+運動で、ダメなら投薬ということです。

▼インスリンとは

インスリンは、膵臓に存在するホルモン分泌細胞の塊である膵島(ランゲルハンス島)のβ細胞から分泌されるペプチドホルモンの一種で、血糖を下げるホルモンです。人の膵臓は、約200単位のインスリンを保有していて、健常人の1日のインスリン分泌量の50%が常時分泌される基礎分泌で、残りの50%が食事に反応して分泌されるインスリンとなります。基礎分泌量は1日当たり18~32単位(0.7~1.3mg)です。

▼速攻型と中間型と混合型

インスリン製剤には“中間型〜持効型(基礎分泌補充)”と“速効型〜超速効型(追加補充)”とふたつを合わせた“混合型”があります。「ヒューマログ」は超速効型のインスリン製剤で、「ヒューマログミックス」は、超速効型インスリンと中間型インスリンを含有した混合製剤です。超速効型の配合比率が高いほど、食後の血糖効果作用が大きく、中間型成分の配合比率が高いほど食間の血糖降下作用が持続します。

それまでのインスリン製剤は、注射後に食事を30分待つ必要がありましたし、外食などで食事が運ばれてくるのが大幅に遅れれば逆に低血糖になってしまう危険がありました。それが“超速効型”の「ヒューマログ」の登場で、食事の直前(15分以内)の注射で間に合うようになりました。

インスリン製剤によって、効果が発生するまでの時間や持続時間は異なりますので、インスリン注射は、その人の身体本来が持っているインスリン分泌と同じになるように使うことが大切です。

▼主なインスリン注射薬



▼キードクター

大森安惠(海老名総合病院糖尿病センター長)
内潟安子(東京女子医科大学糖尿病センター長)

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一般名:インスリンリスプロ(遺伝子組み換え)
製品名:ヒューマログ注
抗糖尿病剤/インスリンリスプロ混合注射液
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