ルプラック

心臓や腎臓や肝臓の動きが不調になると、身体に水分がたまり浮腫(むくみ)が起こります。「ルプラック」は、そのむくみを抑えるための強力な利尿薬(有効成分:トラセミド)です。ループという名前の由来は、尿細管がループ状に曲がっている部分から付けられました。

▼キービジュアルについて
広告のビジュアルは、コンピュータ・グラフィックで描いたアーチを水の球体がくぐり抜けてゆく様子を描いています。おそらく、ループ状のアーチが尿細管(ヘンレ係蹄上行脚髄質部)をイメージしています。

▼ラシックスとの違い
「ルプラック(トラセミド)」は長時間作用型で、「ラシックス(フロセミド)」は短時間作用型という特徴があります。「ルプラック」の利尿作用は、「ラシックス」の10~30倍あると言われています。

長時間型「ルプラック」をどのような患者に使うのかというと、心臓、肝臓、腎臓のうちのどこかが弱っている場合に使用されます。短時間型の「ラシックス」は「ルプラック」にはない高血圧の適応症があるので、血圧が高い患者に使うループ利尿薬は自動的に「ラシックス」となります。「ラシックス」は適応症が多いこともあり、頻繁に処方されています。利尿の反応を調べるために、とりあえず短時間型の「ラシックス」を使うというケースが多いようです。

一方、長時間作用型の利尿薬は、慢性期の患者に対して活躍します。「ルプラック」は「ラシックス」に比較して、心不全による死亡率をより低く抑えることができるとする試験結果があります。これには、「ルプラック」の持つ“抗アルドステロン作用”が影響していると考えられています。

ループ利尿薬は、水やナトリウムと一緒にカリウムも排泄してしまうため、副作用として“低カリウム血症”を起こす場合があります。しかし、「ルプラック」は“抗アルドステロン作用”があるので、他の「ループ利尿薬」に比べてカリウムの排泄量が少ない、というメリットがあるのです。

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一般名:トラセミド
製品名:ルプラック錠4mg,8mg
ループ利尿薬
大正富山
田辺三菱製薬

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