テネリア/カナグル

田辺三菱と第一三共の糖尿病治療薬の広告です。
2016年8月に田辺三菱と第一三共は、2型糖尿病治療用の配合錠を厚生労働省へ申請しました。選択的DPP-4阻害剤「テネリア錠」とSGLT2阻害剤「カナグル錠」の配合剤です。これは、その布石としての広告でしょう。2型糖尿病治療の新たな選択肢として期待したいです。



▼糖尿病治療の現状

この数年間で、日本の2型糖尿病の治療は様変わりしました。SU剤(スルホニル系)に成り代わって、DPP-4阻害剤(ジペプチジルペプチダーゼ)が処方率で首位となりました。

世界標準薬であるBG剤(ビグアナイド系)のメトホルミンは、国内では勢力を伸ばし切れてません。SGLT2阻害薬は、直接的なインスリン分泌促進作用を持たず、体重減少やインスリン抵抗性の改善も期待できることが特徴で、肥満度が高い欧米では高評価ですが、日本では圧倒的な“DPP-4阻害薬”の勢力に押されています。

2016年の資料によれば、国内のSGLT2阻害薬の処方率は処方箋ベースで2〜3%程度だということです。多数勢力のDPP-4阻害剤の中でも、週1回タイプのDPP-4阻害薬という新薬も登場しました。第一選択薬の座を巡る糖尿病治療薬の闘いは、まだまだ続いています。


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