アジルバ/その強さ、アジルバ

その強さ、アジルバ。

▼アジルバとは?

「アジルバ」は、アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬にカテゴライズされる比較的新しいタイプの降圧薬です。ARB(AT1 Receptor Blocker)と呼ばれています。高血圧の治療には旧来のACE阻害薬に代わって、このARB系が第一選択薬(ファーストチョイス)として処方されることが増えているようです。ACE阻害薬に多い咳の副作用がほとんどありません。そのほかの副作用も比較的少ないので、長期維持療法に適します。

アンジオテンシンⅡは血圧を上昇させるホルモンで、「アジルバ」はこのアンジオテンシンⅡ受容体をブロックします。服用の開始から徐々に効果が表れ、1〜2週間後にピークへと達します。ARBタイプの降圧薬は7種類ありますが、その中でも“最強”と謳われており、類似薬のカンデサルタン(ブロプレス)をしのぐ降圧効果と持続性が証明されています。

安全性と忍容性はカンデサルタンとほとんど変わりません。一時期隆盛を極めていた「ブロプレス」は、後発品(ジェネリック)の影響もあって近年は売上が減っていて、「アジルバ」などの新薬群が伸長しています。

▼好調な売上

2016年度の「アジルバ」の売上は、全医薬品の中でトップ10入を果たしました(配合剤含む)。2017年4〜6月期の決算でも前年同期比5.6%増の約187億円と好調を維持しており、ARBの中で益々存在感を高めています(2017年8月:追記)。

2017年度の「アジルバ」の売上高は730億円(配合剤含む)で、前年比9.1%の伸び率でした。全医薬品の中でトップ5入を果たしました(2018年7月:追記)。

▼広告のキービジュアル

広告のキービジュアルは、武田薬品さん得意のCGの立体物が、キービジュアルとして存在感を放っています。のちに「ザクラス」というアムロジピンとの配合錠も発売されました。

▼主なARB系降圧薬

ニューロタン(一般名:ロサルタン):世界初のARB。尿酸低下作用あり
ディオバン(一般名:バルサルタン):ARBの中で薬価が一番安い
オルメテック(一般名:オルメサルタン):心臓腎臓の臓器保護作用あり
ミカルディス(一般名:テルミサルタン):半減期がARB最長の24時間
・アジルバ(一般名:アジルサルタン):2013年の最新ARB。降圧効果最強




一般名:アジルサルタン
製品名:アジルバ錠10mg,20mg,40mg
降圧剤/A-Ⅱ拮抗剤(ARB)/持続性AT1レセプターブロッカー
武田薬品工業

data-matched-content-rows-num="3" data-matched-content-columns-num="3" data-matched-content-ui-type="image_stacked" data-ad-format="autorelaxed">

関連記事

カテゴリー

ピックアップ

  1. トラゼンタ/よりシンプルな治療を

  2. デベルザ/新発売

  3. メマリー/好循環を創造するためのブランディング

  4. ジャヌビア/ふたつの顔を持つヤヌス神

スポンサードリンク

コラム

  1. 手塚治虫と医薬の良い関係

    手塚治虫といえば、日本人なら誰でも知っている漫画家で、幅広いジャンルの多くの作品を残しています。

注目の医薬広告

  1. ▼フェキソフェナジンとは?「フェキソフェナジン」は、アレルギー性鼻炎による“くしゃみ”“鼻水”の...
  2. 助太刀申す食後血糖値を改善し、HbA1cも下げる。
スポンサードリンク