シーブリ/COPD患者さんの朝は息苦しい

COPD患者さんの朝は、息苦しい。COPD患者さんの症状に速やかな効果発現

▼シーブリとは?

「シーブリ」は、抗コリン薬と呼ばれる気管支を広げる吸入剤です。長時間作用するのが特徴です。COPDと呼ばれる慢性閉塞性肺疾患の治療に使う薬です。慢性閉塞性肺疾患:COPDとは呼吸障害の総称で、気管支や肺胞に異変が生じ、気道の流れが悪くなる病気です。症状としては、咳や痰が多くなり、息切れしやすいなど、動いた時の呼吸困難が特徴です。

「シーブリ」は、吸入してすぐに効果はあらわれませんが、長時間にわたり気管支を拡げることによって呼吸をスムーズに改善します。
主に次の患者に処方されます。慢性閉塞性肺疾患(慢性気管支炎、肺気腫)の気道閉塞性障害。長期管理薬としての有用性は同種薬のチオトロピウム(スピリーバ)とほぼ同じです。

▼シーブリの特徴

「シーブリ」の一番の長所は吸入器かもしれません。薬を飲んで胃へ流してしまっては効果がないので、肺へ送る必要があります。そこで、肺への到達率が高い“ドライパウダー吸入式”で、カプセルに充填された薬剤を専用器具を使って吸入します。この専用吸入器(ブリーズヘラー)に工夫があって、患者の感覚(視覚、聴覚、触覚)で吸入を確認できるように配慮してあります。2012年【グッドデザイン賞】を受賞しています。

▼慢性閉塞性肺疾患(COPD)とは?

慢性閉塞性肺疾患:COPDとは呼吸障害の総称で、気管支や肺胞に異変が生じ、気道の流れが悪くなる病気です。症状としては、咳や痰が多くなり、息切れしやすいなど、動いた時の呼吸困難が特徴です。具体的には、肺気腫と慢性気管支炎を指します。当初は喘息もCOPDに含まれていましたが、疾患の性質上区別されました。

▼COPDの第一選択は抗コリン薬(追記:2018年4月)

2018年4月、日本呼吸器学会が5年ぶりに「COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断と治療のためのガイドライン」を改訂しました。

今回の改訂のポイントは、安定期の治療のメインとなる長時間作用性気管支拡張薬について、β刺激薬(LABA)よりも「シーブリ」などの抗コリン薬(LAMA)を第一選択薬として推奨しているところです(患者の容態によっては配合剤が第一選択薬)。

抗コリン薬(LAMA)がβ刺激薬(LABA)よりも優れた増悪抑制効果を示した直接比較試験が重要視された結果です。なお、前回のガイドラインでは、LABAとLAMAの間に優先順位を設けていませんでした。

慢性閉塞性肺疾患(COPD)の治療では、気管支拡張薬の単剤療法から始めて、治療効果が不十分な場合に多剤併用へ切り替える治療方針が基本となっていますが、患者の重症度(症状の程度や症状悪化の頻度)に応じて、LABAとLAMAの配合剤を第一選択薬に使用する場合もあるということです。

▼COPD治療薬市場の動向

COPDの適応がある吸入型の気管支拡張剤は、「スピリーバ」「オンブレス」「ウルティブロ」「シーブリ」などがありますが、処方数では外用剤の気管支拡張薬「ホクナリンテープ」(ツロブテロール)がトップです(2014年度)。1日1回貼るだけで済む手軽さと、小児の気管支炎にも使えるというメリットで処方が増えています。

吸入型だけで見ると、ベーリンガーインゲルハイムの抗コリン薬「スピリーバ」処方金額が約184億円と圧倒的です。ノバルティスファーマの「オンブレス」が約23億円、「ウルティブロ」が約19億円、「シーブリ」が約10億円となっており、ノバルティスの主要3品目の金額を合わせても「スピリーバ」にかないません(2014年度)。





▼広告のビジュアルについて

ビジュアルは、COPD患者の朝にスポットを当てた広告です。起床時、出勤支度、駅の階段など、朝に起こる様々なシチュエーションを描くことで、日常的に気管を拡げることの大切さを訴求しています。


一般名:グリコピロニウム臭化物
製品名:シーブリ吸入用カプセル50μg
気管支拡張剤/抗コリン薬/長時間作用性吸入気管支拡張剤
ノバルティス

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