ケタス/脳卒中ガイドライン2004に記載

すべてはhigh qualityのため
数あるエビデンスを基に

▼ケタスとは?

「ケタス」は、PDE5阻害薬(ホスホジエステラーゼ5阻害薬)と呼ばれるアレルギーを抑える薬です。主に気管支喘息の治療に処方されますが、脳循環を改善する効果もあります。

アレルギーの発症には、ヒスタミンやロイコトリエンなど身体の中の様々な物質が関係しています。「ケタス」は、体内のアレルギー物質を抑えることで、アレルギー症状を改善します。気管支喘息に使用しますが、単独では弱いので、基本的には他の喘息薬と併用します。

抗アレルギー薬としては“化学伝達物質遊離抑制薬”に分類されます。一般的な抗ヒスタミン薬とは作用機序が異なるので、眠気や口の渇きの副作用がほとんどありません。

▼ケタスの副作用

「ケタス」はマイルドな薬なので、副作用はほとんどありません。服用が長期間に及ぶ場合には、定期的に血液や尿の検査を受けると安心です。

重い副作用 血小板減少、肝臓の重い症状
その他の副作用 食欲不振、吐き気、めまい、頭痛、発疹、肝機能の異常

▼気管支拡張剤市場の動向

吸入型の気管支拡張剤としては、「スピリーバ」「オンブレス」「ウルティブロ」「シーブリ」などがありますが、処方数では外用剤の気管支拡張薬「ホクナリンテープ」(ツロブテロール)がトップです(2014年度)。1日1回貼るだけで済む手軽さと、小児の気管支炎にも使えるというメリットで処方が増えています。




▼気管支喘息の原因解明、新治療薬に期待(2018年3月:追記)

2018年3月、東北大学の研究グループが気管支喘息の原因が“2型自然リンパ球”というリンパ球の活性化であることを発表しました(Journal of Allergy and Clinical Immunology 電子版:2018.2.7.)。気管支喘息を含むアレルギー疾患の新たな治療法開発につながると期待されています。

・気管支喘息(アレルギー性喘息)が起きる新たなメカニズムを発見。
・GITRタンパク質がリンパ球の活性化を介して、気管支喘息を引き起こすことを解明。
・GITRタンパク質を阻害する物質が気管支喘息の新しい治療薬となる

従来のアレルギー疾患の治療で注目されていたのは、アレルギー反応の制御や他の免疫細胞の活性化に関係する免疫細胞【T細胞】でしたが、東北大学はこの免疫細胞の表面に出現する“GITR”というタンパク質が、2型自然リンパ球を活性化することをマウスを使った実験で実証しました。

2型自然リンパ球は、気管支喘息が発生する時に最初に活性化する免疫細胞なので、この細胞が活性化しなければアレルギー反応は起こらないという理論です。

気管支喘息のメカニズムが解明されたことで、気管支喘息を含むアレルギー疾患の新しい治療薬誕生の可能性が高まっています。

▼広告のキービジュアル

広告のビジュアルは、走り高跳び。製剤の品質の高さを表現しています。使い古されたアイディアで、時代遅れな印象を受けます。

一般名:イブジラスト
製品名:ケタスカプセル10mg
脳血管障害/気管支喘息改善薬/ホスホジエステラーゼ5阻害剤(PDE5阻害剤)
化学伝達物質遊離抑制薬
杏林製薬

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