カデュエット/アムロジピンとアトルバスタチンの配合薬

夢のデュエット
1錠で血圧、LDLコレステロールをコントロール

▼カデュエットとは?

「カデュエット」は、高血圧症・狭心症治療薬「ノルバスク」(アムロジピン)と高脂血症治療薬「リピトール」(アトルバスタチン)を配合した薬です。1錠で高血圧と脂質異常症(高脂血症)の治療を同時に行い、脳心血管イベントの抑制が期待できる世界初の配合剤です。

「カデュエット」は、2種類の有効成分が配合されています。一方は血圧を下げる効果を持つ「ノルバスク」(アムロジピン)、もう一方はコレステロールを減らす「リピトール」(アトルバスタチン)です。

高血圧と脂質異常症の併発患者に対し、1日1回の投与で効果を発揮すると共に、患者の服薬アドヒアランスの向上、医療費の抑制にもつながるとされています。アムロジピン2・5mg、5mgとアトルバスタチン5mg、10mgをそれぞれ組み合わせた4剤形が発売されています。

高血圧と高コレステロール血症(高脂血症)が併発すると、心臓病や脳卒中を起こすリスクが高まります。そのため、どちらも同時に治療するというのが一般的です。

「カデュエット」の有効成分アムロジピンとアトルバスタチンを併用投与すると、アムロジピン単独投与時に比べ、心血管イベントの発症を53%抑制することが臨床試験で証明されています(ASCOT試験)。

▼カデュエットの特徴

・高血圧と脂質異常症(高脂血症)の治療を1錠で
・片方しか治療していなかった患者が2つの治療へ
・服用回数の軽減や飲み忘れ防止
・服薬アドヒアランス向上に伴う治療効果の向上
・医療費の抑制

「ノルバスク」(アムロジピン)と「リピトール」(アトルバスタチン)は、ともに世界で最も処方され、安全性が確立されている薬で、そのふたつが合体した「カデュエット」は、異種ジャンルのスターが手を結んだ“ゴールデンコンビ”と言える薬です。

日本人は高血圧に対しては昔から意識が高いのですが、世界的に見て痩せた人が多いせいか、脂質管理に対しての意識が低く、治療を積極的に行わないのが現状です(高コレステロール血症を合併した高血圧症の患者の約49%は、両疾患に対して十分な治療が行われていません)。

しかし、このふたつの疾患を併せ持った患者は日本でも多く、血圧と脂質の同時治療は必要不可欠です。「カデュエット」は、そういったニーズに合った新しい選択肢として登場しました。今まではどちらか片方しか治療していなかった患者が高血圧と脂質異常症(高脂血症)、2つの治療を同時に開始するケースも増えると言われています。

▼カデュエットの課題

「カデュエット」のような“スタンダード薬として確立している成分同士の合剤”というのは、これまでほとんでありませんでした。

これまでにない薬のため、安全面については不安の声もあります。例えば、初めから「カデュエット」を服用すると副作用が出た場合、どちらに対しての副作用なのか見極めが難しいのです。既にどちらの薬も服用して、上手くいっている患者が「カデュエット」へ移行していく、という対応になると考えられています。

▼アムロジピンとは?

「アムロジピン」は、カルシウム拮抗薬(Ca拮抗薬)と呼ばれる降圧剤です。Ca拮抗薬は安全性が高く、効き目が良いので、高血圧治療の第一選択薬(ファーストチョイス)として重宝されています。通常、血圧コントロールを安定させるために持続性の製剤を使用します(1日1回または1日2回服用)。血糖、尿酸、脂質などに影響しないので、合併症の多い高齢者などに幅広く処方できます。長期臨床試験で、予後改善効果が認められており、将来発症するかもしれない脳卒中、心臓病、腎臓病などの深刻な合併症のリスク軽減も期待できます。


▼アトルバスタチンとは?

「アトルバスタチン」は、体内のコレステロールを減らす高脂血症の薬です。「アトルバスタチン」は、スタチン系に分類される種類の薬で“HMG-CoA還元酵素阻害薬”と呼ばれます。スタチン系はコレステロール低下作用が強く、効果にも実績があります。高脂血症(高コレステロール血症)の治療に、非常に頻繁に使用されている薬です。

▼カデュエットの副作用

「カデュエット」の主な副作用は、顔のほてり、潮紅、頭痛、動悸、めまいなどです。服薬を続けていくうちに、次第に軽減していくことがほとんどです。服薬が長期間に亘ると、足がむくんだり、歯茎の肉が腫れる場合があります。歯肉の腫れは、歯ブラシで歯茎を程よくブラッシングすることである程度予防出来ます。

注意したいのは、筋肉の組織が障害を受ける“横紋筋融解症”です。滅多にない副作用ですが、腎臓の悪い人、高齢者、他の高脂血症薬を飲んでいる患者などは注意が必要です。もし、運動していないのにふくらはぎなどに筋肉痛を感じたら、速やかに医師に相談しましょう。

主な副作用 顔のほてり、潮紅、頭痛、動悸、徐脈、胸痛、倦怠感、めまい、立ちくらみ、血圧低下、足のむくみ、歯肉の腫れ、胃部不快感、吐き気、腹痛、下痢、肝機能値の異常、発疹、かゆみ
深刻な副作用 横紋筋融解症、肝臓の重い症状、過敏症、血液成分異常、皮膚・粘膜障害、心臓の伝導障害、間質性肺炎

▼広告のキービジュアル

広告のキービジュアルは、女優のオードリー・ヘップバーンと俳優で映画監督のメル・ファーラー夫妻。映画のワンシーンのような素晴らしい写真で、幸せいっぱいのふたりの笑顔が印象的です。

この映画界のゴールデンカップルは、アムロジピンとアトルバスタチンという、ふたつのスターが組み合わさった配合薬にぴったりのイメージだと思います。

オードリー・ヘップバーンは世界的な女優ですが、特に日本人に愛されているスターなのかもしれません。現在でも多くの企業がイメージキャラクターに起用し、オードリーを使ったCMを作り続けています。

ちなみに「カデュエット」は、“新しい発想で健康文化を創造していく”というコンセプトで開発されました。名称には、医者と患者がデュエットできるという願いが込められています。

一般名:アムロジピン ベシル酸塩・アトルバスタチン カルシウム水和物配合剤
製品名:カデュエット配合錠1番、2番、3番、4番
持続性Ca拮抗薬/HMG-CoA還元酵素阻害剤/高血圧症・狭心症治療薬/高脂血症治療薬
ファイザー
アステラス

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