11年目も、その笑顔のために。
アレロックは、おかげさまで10周年。この度、これまでの普通錠とOD錠に加え、新たに顆粒剤を発売いたしました。これからもこのアレロックを、お子さまからお年寄りまで、患者さまに適した剤形によって快適に包まれた笑顔をお届けできればと思います。11年目という新たなスタートを切ったアレロック。患者さまはもちろんのこと、先生方からも変わらぬご愛顧を賜われるよう、たゆまぬ努力を続けてまいります。
▼アレロックとは?
「アレロック」は、アレルギーの薬です。第2世代の抗ヒスタミン薬(ヒスタミンH1拮抗薬)に分類されます。特徴は、ヒスタミン受容体に対する選択性が高く、余計な作用が弱くされている点です(口渇や排尿障害などの副作用がほぼなくなりました)。眠さの副作用も軽減されていますが、他のアレルギー薬に比べると眠気は高い方です。
有効成分のオロパタジンは、ジェネリック薬も含めて、アレルギー性疾患に幅広く用いられています。どちらかと言うと速く効く薬で、効果持続時間も長いほうです。「アレロック」は、特にくしゃみ・鼻水、蕁麻疹に効果的で、鼻づまりの改善にも期待できます。
▼副作用について
主な副作用は、眠気(11.6%)、倦怠感(1.5%)などです。副作用は少なく、重大な副作用はほとんど起こりません。ただし、服用が長期間に亘る場合は、定期的に肝機能検査を受けることが推奨されています。
▼アレルギー薬(抗ヒスタミン薬)の比較
アレルギー性疾患に対する治療薬には作用機序の異なる多くの製剤が出ていますが、抗ヒスタミン薬の選択でポイントとなるのは、【作用時間】(1日1回投与か1日2回か)と【インペアード・パフォーマンス】(非鎮静性かどうか)という点です。近年は、眠気などの中枢神経抑制作用を軽減した【非鎮静性】で長時間作用型である第2世代抗ヒスタミンH1受容体拮抗薬の使用頻度が高くなっています。
非鎮静性 | 脳内受容体占拠率:10%以下 |
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軽度鎮静性 | 脳内受容体占拠率:10〜50% |
鎮静性 | 脳内受容体占拠率:50%以上 |
※インペアード・パフォーマンス:抗ヒスタミン薬の副作用で、集中力や判断力、作業能率が低下すること。10%以下であれば【非鎮静性】に属し、インペアード・パフォーマンスは起こりにくい。
アレロック | 眠気高い、効果強い、比較的速く効く、1日2回、軽度鎮静性 |
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ジルテック | 眠気やや高い、効果やや強い、1日1回、アルコール注意、軽度鎮静性 |
タリオン | 眠気やや低い、効果やや弱い、1日2回、非鎮静性 | アレグラ | 眠気低い(運転OK)、効果弱い、1日2回、非鎮静性 |
クラリチン | 眠気低い(パイロットも服用可)、効果弱い、1日1回、薬価安い、非鎮静性 |
※効き目や副作用には個人差があります。
▼広告のキービジュアル
広告のキービジュアルは、大筆書道と母娘。豪快な筆文字“快”が痛快です。シンプルなアイディアですが、手描き文字のクラフト感とコンセプトが素晴らしい広告です。母娘三人が快適に過ごしている様子で「アレロック顆粒0.5%」が2歳から服用出来ることをアピールしています。
一般名:オロパタジン塩酸塩
製品名:アレロック錠2.5,5、OD錠2.5,5、顆粒0.5%
抗ヒスタミン薬/アレルギー性疾患治療剤
協和発酵キリン
顆粒0.5%新発売