Lilly Oncologyは、がん治療の新しい扉を開く治療薬の開発に挑み続けています
広告のキービジュアルは、“がん治療の新しい扉”ということで、世界中のたくさんの扉の写真です。
日本イーライリリー株式会社のオンコロジー領域事業部の広告です。イーライリリーは、グローバルに展開している米国の製薬会社で、売上高は世界で13位(2016年)。本社は、アメリカのインディアナ州インディアナポリス市にあります。社名の由来は、創業者であるイーライ・リリー氏から名付けられました。
イーライリリーの特徴は、創業当時から巨額の研究開発費を投入し、最新技術を積極的に取り入れているところです。これまでに“世界初”の医薬品を数多く創り出している【研究開発重視型】の製薬会社です。代表的な医薬品として、糖尿病の治療に用いられるインスリン製剤、バイオテクノロジーで創り出した遺伝子組み替え製剤、細胞内寄生菌に効果のあるマクロライド系抗生物質、感染症治療に使用するセファロスポリン系抗生物質などがあります。
米国の基礎研究所を中心に、日本を含めた世界9カ国に大型の研究開発施設を持ち、9千人近い人材を抱えています。また、米国のイーライリリーは、雑誌社が企画した“働く母親のための企業ベスト1”(2004年)に選ばれており、労働環境の改善にも注力している企業です。
▼世界同時開発で好調維持
日本イーライリリーはの2017年度(1〜12月)の売上高は、前年比7%増の2601億円でした。抗がん剤「サイラムザ」などの大型製品の成長が売上に貢献し、糖尿病領域でも市場シェアでトップとなりました。
イーライリリーは、世界同時開発が業界での地位向上の原動力だと分析しています。近年、国内の全開発プロジェクトに占める世界同時開発は80%を超えており、2014年からの十年間で画期的な新薬を20品目上市するという“20 in 10計画”を後押ししています。