フリバス/しっかり蓄尿、すっきり排尿

しっかり蓄尿 すっきり排尿

▼フリバスとは?

「フリバス」は、前立腺肥大症で尿が出にくいときに排尿をスムーズに促す排尿障害改善薬です。持続性があるので1日1回の服用で済みます。排尿障害を改善する対症療法薬ですので、前立腺肥大症の原因を根治することはできません。

「フリバス」は、前立腺や尿道平滑筋にあるα受容体を遮断して、圧迫された尿道をゆるめます。結果的に、排尿がスムーズになり、残尿感や頻尿の症状が改善されます。

α遮断薬という種類の薬で、α遮断薬は排尿障害以外に、降圧薬としても昔から頻繁に使用されています。「フリバス」の主要成分であるナフトピジルは、特に前立腺や尿道へ選択に作用するのが特徴です(選択的α1A遮断薬)。血管に対する作用は弱いので、従来の排尿障害改善薬よりも、めまい、立ちくらみ、血圧低下の副作用が比較的少ないと言われています。

▼前立腺肥大症とは?

前立腺は精液の一部を作る、男性だけにある臓器で、膀胱の真下にあります。加齢とともに前立腺が大きくなる傾向があり、50歳以降の男性には珍しくない疾患です。

前立腺が肥大する原因は、はっきりとは解っていません。男性ホルモンの働きが要因であることは間違いなく、中高年になってホルモンバランスに変化が起こることによって、前立腺が肥大すると考えられています。

前立腺が肥大すると尿道を圧迫し、排尿に時間がかかり、残尿感や頻尿といった症状が表れます。この状態が“前立腺肥大症”と呼ばれます。放置しておくと、膀胱や腎臓に悪影響を及ぼす場合もあります。前立腺の肥大が原因で、排尿症状を伴い治療を必要とする頻度は、全体の約1/4と言われています。

近年は、肥満、高血圧、高血糖および脂質異常症と前立腺肥大症の関係が指摘されており、メタボリック症候群との関係についても、研究されています。大豆などに多く含まれているイソフラボノイドには、前立腺肥大症の発症抑制効果があるという指摘もあります。

▼フリバスの副作用

「フリバス」の主な副作用は、過度の血圧低下と肝臓の障害が報告されています。重い副作用は、滅多にありません。その他の副作用としては、めまい、ふらつき、立ちくらみ、血圧低下、動悸、頻脈、胃の不快感、吐き気などが表れることがあります。特に服用し始めたばかりの頃に、めまいや立ちくらみを感じることがあります。これらの症状は、服用を続けているうちに次第になくなることがほとんどです。

過度の血圧低下 めまい、立ちくらみ、冷感、吐き気、嘔吐、失神
肝臓の重い症状 倦怠感、食欲不振、吐気、発熱、発疹、かゆみ、皮膚や白目が黄色くなる、尿が茶褐色
その他 めまい、ふらつき、立ちくらみ、血圧低下、動悸、頻脈、胃の不快感、吐気

▼その他の前立腺関連の薬



▼フリバスとユリーフの違い

フリバス 肝代謝 1日1回服用 夜間頻尿の改善効果
ユリーフ 肝代謝
+腎排泄
1日2回服用 めまい等の副作用が少ない

▼広告のキービジュアル

広告のビジュアルは、富山県の観光スポット“黒部ダム”です。写真は、黒部ダムで一番人気のイベント“観光放水”。貯水量2億トンのダムから毎秒10トン以上の水が放水される様子は圧巻です。しっかりと溜めて(蓄尿)、すっきりと放水(排尿)するという、「フリバス」の特徴を上手く表現しています。

一般名:ナフトピジル
製品名:フリバス錠25mg,50mg,75mg、OD錠25mg,50mg,75mg
選択的α1A遮断薬/前立腺肥大症に伴う排尿障害改善剤
旭化成ファーマ

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