エパデール/Change

Change 高純度EPAが血管を変える

▼エパデールとは?

「エパデール」は、血管内で血液が固まるのを防ぐ医療用医薬品です。いわゆる“血液サラサラ”です。イワシやサバなど青魚に含まれるEPA(イコサペント酸)が有効成分で、高脂血症改善の効果もあります。

EPAは青魚に含まれる不飽和脂肪酸と同じ成分で、抗血小板作用の他に脂質代謝改善作用も持っています。不飽和脂肪酸において虚血性心疾患の予防効果や2次予防に対して有効であることは、疫学調査で証明されていましたが、高純度のEPA製剤に関する有効性の実証はされていませんでした。

そこで、日本人の高脂血症患者におけるEPA製剤の長期投与による冠動脈イベントの発症抑制効果を検討するため、世界で初めての大規模無作為化比較試験【JELIS】が1996年から実施され、2007年に論文が発表され、心筋梗塞など心臓病を防ぐ効果が認められています。このため、高脂血症を合併する閉塞性動脈硬化症に積極的に使われているようです。

▼ロトリガとの違い

「エパデール」と「ロトリガ」の大きな違いは純度です。「エパデール」は純粋な“EPA”の薬で、「ロトリガ」は“DHA”をプラスした薬です。海外では、EPA+DHAが主流で、後からEPAの高純度製剤が使われ始めたそうです。“DHA”をプラスすることで“EPA”単独よりも効果が高まると言われていますが、日本人で検証したデータがないため、現時点ではその効果は確立されていません。一方、「エパデール」には日本人を対象にした大規模臨床試験のデータがあり、エビデンスがあるという利点があります。しかし、中性脂肪を下げる効果には、どちらもあまり違いはないということです。

▼広告のキービジュアル

広告のビジュアルは、血管の流れをイメージしたCG画像。なかなかインパクトがありますね。「エパデール」を飲んだことがある人は分かるのですが、広告のCGのように、実際に小さな球体のカタチをしています。薬というよりはサプリメントのような見た目です。

現在、EPA含有製品はサプリメントなどを含めると、数多くの製品が販売されています。そこでプロドラッグとして、【高純度】ということを売りにしているわけです。論文が「Lancet」に掲載、というのも有益なアピールポイントですね。

JELIS:Japan EPA Lipid Intervention Study



一般名:イコサペント酸エチル
製品名:エパデールカプセル300、エパデールS300,600,900
抗血小板剤/pH依存崩壊型EPA製剤

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