サンドスタチン/緩和医療におけるキードラッグ

▼サンドスタチンとは?

「サンドスタチン」(オクトレオチド)は、消化管ホルモン産生腫瘍/先端巨大症・下垂体性巨人症の治療に使用されるソマトスタチンアナログ製剤です。2004年に「進行・再発癌患者の緩和医療における消化管閉塞に伴う消化器症状の改善」の適応が追加され、緩和医療においては、末期癌患者の消化管閉塞に伴う嘔気・嘔吐に対するキードラッグのひとつとなっています。

「サンドスタチン」は、他のステロイドや抗コリン剤、制吐剤とは作用機序が異なり、「サンドスタチン」は各種消化液の分泌を強力に抑制するため吐気や嘔吐、腹部膨満感などの症状が改善します。そして、同時に閉塞部位の腫脹が解除されて、経口摂取が再開できるケースも認められています。

投与法は、日本では経静脈投与は認められておらず、一般的には持続皮下注が推奨されています。有益性の高い薬で、適切な輸液・栄養管理を行いながら投与することによって、食事をまったくできなかった患者が僅かでも経口摂取が可能となることが知られています。患者が本当に食べたい物を提供することが可能となり、結果的に食を楽しむことが心の緩和にもつながっていきます。


▼広告のキービジュアル

広告のビジュアルは、折り紙のサイ。英字の論文の紙で折られています。サイという強靭なイメージの動物を折り紙にすることで、強さと優しさを兼ね備えたビジュアルに仕上がっています。 

一般名:オクトレオチド酢酸塩徐放性製剤
製品名:サンドスタチンLAR筋注用キット10mg,20mg,30mg
持続性ソマトスタチンアナログ マイクロスフェア型徐放性製剤
ノバルティスファーマ

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