2015年8月3日参天製薬の抗リウマチ薬事業を承継する
あゆみ製薬が誕生
▼あゆみ製薬とは?
あゆみ製薬株式会社は、リウマチ治療と整形外科領域に特化した製薬会社です。2015年1月に設立された比較的新しい会社です。参天製薬から抗リウマチ事業を承継し、さらに昭和薬品化工の医薬品事業も統合しました。
抗リウマチ薬の「メトレート」や「リマチル」、解熱鎮痛薬の「カロナール」などを販売して、年間の総売上高は200億円を超えています。2020年までには500億円に拡大させる見通しです。
あゆみ製薬のMR数は約110名(2017年末現在)で、今後2年間をかけて、リウマチ担当MRを40名ほど増員する計画です。実現すれば、全体で150名のMR数となり、リウマチ専門MRは約130名に増えます。
2017年からは抗リウマチ薬のバイオシミラー(BS:バイオ後続品)市場に参入し、リウマチ治療に用いる生物学的製剤である「レミケード」「エンブレル」「ヒュミラ」のBS3製品で100億円の売上を目指しています。BSを販売することで、いままで経済的な理由で使用を断念していた患者層を掘り起こしていく戦略です。
▼広告のキービジュアル
あゆみ製薬の事業承継をお報せする企業広告です。社名の“あゆみ”から人々があゆむ姿を描いた広告ビジュアルです。中央のパズルは、承継した医薬品「リマチル」「アザルフィジン」「メトレート」「タクロリムス」を表しています。あゆみ製薬の頭文字のロゴ「A」が、人の足のかたちになっていて、面白いです。