セレコックス/世界初コキシブ系消炎

▼セレコックスとは?

「セレコックス」は炎症を鎮めて、腫れ・発赤・痛みなどの症状を和らげる薬です。主に関節痛に使われています。以前はほぼ全ての関節リウマチ患者に投与されていましたが、現在では抗リウマチ薬が効果を発揮して関節炎が沈静化するまでの“補助薬”として使用されています。「非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)」に分類されます。

炎症反応に関与するCOX-2を選択的に強く阻害する(COX-2高選択的阻害薬)のが特徴ということで、「セレコックス」と命名されました。適応症は、関節リウマチ、変形性関節症、腰痛症、肩関節周囲炎、外傷後・抜歯後における鎮痛・消炎です。

▼ロキソニンとの違い

基本的に鎮痛剤は、胃の粘膜を荒らし、胃の弱い人ほど胃を感じます。ですので、胃薬とセットで処方されることが多いです。
「ロキソニン」は炎症や発熱、痛みを引き起こすCOX-2と同時に、胃の保護作用があるCOX-1も阻害してしまうため、胃を荒らすという副作用があります。「セレコックス」に較べると即効性がありますが、作用時間は短いです。速く効く反面、間隔があくと効き目が切れてしまうので、一日中痛みが続くような場合や、数ヶ月薬を服用しなければならないケースでは向いていません。「ロキソニン」は「セレコックス」よりも安く、後発品(ジェネリック)も沢山あります。

「セレコックス」は「ロキソニン」の弱点を改良した薬で、COX-1には作用せず、COX-2だけに選択的に作用するため、胃を荒らす副作用が少ないのが特徴です。その分薬価も高く、後発品(ジェネリック)もまだありません。もちろん、薬による効果や副作用には個人差があり、「ロキソニン」がよく効くという患者もいれば、「セレコックス」の方が効くという患者もいます。「ロキソニン」で充分な効果が得られない場合に「セレコックス」という感じで処方されることが多いようです。

▼セレコックスの副作用

「セレコックス」は、他の鎮痛薬に比べ胃腸障害が少ない薬です。眠くなる副作用もありません。ただし、胃潰瘍や胃出血など重い胃腸障害を起こす危険性がゼロというわけではないので、注意は必要です。
また「セレコックス」に限らず、COX-2に作用する薬剤を長期間使用し続けていると、心筋梗塞や脳梗塞といった心血管系障害(血栓塞栓症)のリスクが高まることが報告されています(添付文書にも記載あり)。しかし、こうした心筋梗塞や脳卒中のリスクは「ロキソニン」や他のNSAIDs薬でも確認されており、心血管系障害の副作用は「セレコックス」特有のものではなく、NSAIDs薬全般で注意すべき副作用であると言えます。

▼広告のキービジュアル

広告のビジュアルは白馬。水辺を躍動する白馬がカッコイイですね。おそらく主な適応の“関節”のイメージなのだと思います。馬は400~500kgの体重の割に四肢が細く、中でも競走馬は極限までスピードを出して走るため、肢にかかる負担は計り知れません。その結果、関節炎の発生率は他の病気に比べて高く、競走馬の病気の全体の55%前後を占めると言われています。白馬が自由に疾走するビジュアルは、関節痛が治まった後の解放感を美しく表現しています。

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一般名:セレコキシブ
製品名:セレコックス錠100mg,200mg
解熱鎮痛消炎剤/非ステロイド性消炎・鎮痛剤(COX-2選択的阻害剤)
ファイザー
アステラス

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