アズマネックス/高用量製剤が追加発売

ひと息で、伝わる。
アズマネックス200μg 新発売
投与期間制限はありません。

▼アズマネックスとは?

「アズマネックス」は、気道の炎症をおさえる吸入薬で、喘息の治療に使います。これまで“100μg60吸入製剤”が発売されていましたが、高用量製剤として新たに“200μg60吸入製剤”が追加されました。通常成人には、1回100μgを1日2回吸入投与しますが、年齢や容態によっては適宜増減されます(1日の最大投与量は800μgまで)。

「アズマネックス」の主成分は、ステロイドです。ステロイドには強い抗炎症作用があります。気道の炎症がおさまると、過敏性が低下し発作が起こりにくくなります。日頃からステロイド吸入薬により気道の炎症を落ち着かせておくことが、喘息の発作を予防するのに一番効果的だと言えます。ステロイド吸入療法は、喘息治療の第一選択として認知されています。

“ステロイド”というと一般的には副作用が心配されますが、「アズマネックス」は、身体にはほとんど吸収されませんので、全身性の副作用はまずありません。ステロイドの飲み薬にみられるような全身性の副作用はまず起こりません(可能性はゼロではありません。約1%)。

「アズマネックス」には、1回吸入量100μgと1回吸入量200μgの2種類があります。両方とも詰め替えの必要がなく、連続60回の使用が可能。吸入操作も非常に簡単で、工夫されています。吸入器には残り回数が分かるカウンターが付いており、残量ゼロになるとキャップが回らなくなるので、空吸入の心配がありません。

長期間、大量に使う場合は注意が必要です。副腎皮質機能抑制、子供の成長遅延、骨粗鬆症、白内障、緑内障などが報告されていますが、定期的に検査を受けていれば問題ないということです。

▼アズマネックスの副作用と注意点

主な副作用は、のどの刺激感、不快感、嗄声(させい)です。※嗄声とは、声のかすれ、のどのイガイガ感。
症例は少ないですが、その他に口腔カンジダ症、呼吸器カンジダ症(喉や口の刺激痛、口腔内に白いものができる)などが報告されています。口腔内トラブルは、吸入後に十分うがいをすることで大抵の場合予防できます。

細菌や真菌による重い感染症にかかっている患者は、慎重に使用する必要があります。特に結核の場合、「アズマネックス」の使用は原則禁止です。

▼その他の吸入ステロイド薬

吸入ステロイド薬としては、「フルタイド」「キュバール」「オルベスコ」「アズマネックス」などがあります。単独の吸入ステロイド製剤は、現時点では慢性閉塞性肺疾患(COPD)の適応はありません。しかし、ガイドラインでは高度の気流閉塞で増悪を繰り返す患者には使用が推奨されています。

▼慢性閉塞性肺疾患(COPD)とは?

慢性閉塞性肺疾患:COPDとは呼吸障害の総称で、気管支や肺胞に異変が生じ、気道の流れが悪くなる病気です。症状としては、咳や痰が多くなり、息切れしやすいなど、動いた時の呼吸困難が特徴です。具体的には、肺気腫と慢性気管支炎を指します。当初は喘息もCOPDに含まれていましたが、疾患の性質上区別されました。

▼広告のキービジュアル

広告のビジュアルは、ドミノ倒し。肺に見立てたドミノを使って、薬がひと息で伝わっていく様子を描いています。ドミノ倒しは、医薬広告の世界では使い古されたビジュアルですが、見せ方にこだわることで、なんとか新鮮さを出そうと工夫しています。

一般名:モメタゾン フランカルボン酸エステル
製品名:アズマネックスツイストヘラー 100μg60吸入、200μg60吸入
呼吸器用薬/吸入ステロイド薬/吸入ステロイド喘息治療剤
MSD
2010年10月22日新発売:200μg60吸入
2009年09月発売:100μg60吸入

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