ラジレス/10余年ぶり新規作用機序の降圧薬

降圧力×持続力

▼ラジレスとは?

「ラジレス」は、直接的レニン阻害剤と呼ばれる高血圧症の薬です。降圧薬としては、十余年ぶりの新規作用機序を持った薬として登場しました。

血圧調節において重要な働きをするレニン-アンジオテンシン系酵素のレニンに作用し(DIRECT RENIN INHIBITOR)、血圧上昇の原因となるアンジオテンシンの産出を低下させて血圧を下げます。

正式な適応症は高血圧症ですが、心臓病(心不全)や腎臓病(腎硬化症、糖尿病性腎症)に対する効果も期待されています。持続性があるので1日1回の服用で十分な血圧コントロールが可能です。単独投与のほか、効果増強のため他の降圧薬との併用療法もおこなわれます。

デメリットとして、食事の影響を受けやすいことが挙げられます。また個人差があって、血中濃度がばらつきやすいという報告があります。そのせいで、規則正しい食事時間で、毎日同じ条件で服薬を続ける必要があります。

▼広告のキービジュアル

広告のビジュアルは、血圧計から飛び出したメタルの人間。映画「ターミネーター2」の宿敵“T-1000”のような流体多結晶合金(液体金属)製のボディで、インパクトがあります。“持続力”ということで、T-1000がマラソンをしています。

ただ、こういうCGものは経年劣化が早いのが欠点ですね。後から見ると少し古臭く感じてしまいます。水銀式血圧計は、もはや診察室には皆無だと思います。

一般名:アリスキレン フマル酸塩
製品名:ラジレス錠150mg
降圧剤/直接的レニン阻害剤
DRI:DIRECT RENIN INHIBITOR
ノバルティスファーマ

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