「腰部脊柱管狭窄」のつらい毎日から
1人でも多くの患者さんを解放するために。
▼プロレナールとは?
「プロレナール」は、手足の末梢動脈血管を拡げて、血流をよくする薬です。血行障害の治療に使われます。
いわゆる“血液サラサラ”系の薬で、血管に血栓ができるのを抑制する効果があります。
正式な適応症の閉塞性血栓血管炎(TAO)にだけでなく、動脈硬化による慢性動脈閉塞症(ASO)に対しても処方されています。その後、日本に240万人いると言われている“脊柱管狭窄症”の効能が認められ、近年は「腰部脊柱管狭窄」の薬として使われることが多くなっています。
プロスタグランジン(PGE1)は、体内で産生される局所ホルモンの一種で、血管の拡張や血液の固まり具合を調節しています。そのような作用機序から、血管拡張薬、末梢循環改善薬、または抗血小板薬に分類されます。
【効能1】 閉塞性血栓血管炎に伴う潰瘍、疼痛および冷感などの虚血性諸症状の改善
【効能2】 後天性の腰部脊柱管狭窄症(SLR試験正常で、両側性の間欠跛行を呈する患者)に伴う自覚症状(下肢疼痛、下肢しびれ)および歩行能力の改善
▼プロレナールの副作用
主な副作用として、顔のほてりや頭痛、動悸などが挙げられます。このような症状は、「プロレナール」の血管拡張作用に関係する副作用です。その他の副作用としては、下痢、腹痛、吐き気、発疹、かゆみなどが報告されています。
深刻な副作用は、ほとんど起こらない薬ですが、肝臓に重い症状が見られる場合はあります。身体がだるかったり、食欲がなかったり、、白目が黄色くなる、茶褐色の尿が出るという症状が見られた場合は、早急に医師に相談してください。
▼その他の類似薬
▼広告のキービジュアル
広告のビジュアルは、人のかたちのピクトグラムです。キービジュアルというよりは、「腰部脊柱管狭窄」の注意喚起のリーフレットがメインとなっています。疾患啓発広告に近いですね。ちなみに以前は、タレントの間寛平さんを起用していました。
一般名:リマプロスト アルファデクス
製品名:プロレナール錠5μg
PG誘導体/経口プロスタグランジンE1誘導体製剤
大日本住友製薬