ザイティガ/さらなる早期投与へ

▼ザイティガとは?

「ザイティガ」は、前立腺がんを治療するお薬です。前立腺がんは、あらゆる癌の中でも進行がゆっくりで、予後も良好ながんです。早期発見さえできれば、怖くないガンだと言われています。

「ザイティガ」は、前立腺がんにとって重要な3つ(精巣、副腎、腫瘍組織自体)のアンドロゲン(前立腺がんの増殖を促進する分泌源)すべてで、アンドロゲンの産生を阻害する作用を持つ唯一の薬剤です。

【ザイティガがアンドロゲンを阻害する3つの分泌源】
1.精巣 2.副腎 3.腫瘍組織自体

前立腺がんは、世界の男性の中で2番目に多いがんで、人口全体では4番目に多いがんとなっています。日本での前立腺癌の患者数は、2012年に7万3千人、2016年の患者予測数において9万3千人と年々増加傾向となっています。

前立腺のがん細胞は、男性ホルモンに依存して増殖します。手術での切除が基本です。ただ、手術や化学療法にも限界があり、進行を完全に止めるのは困難です。「ザイティガ」は、去勢抵抗性前立がんに対する新たな治療選択肢として期待されています。

▼前立腺癌の治療

日本における前立腺癌の主な初期治療法を見ると、ホルモン療法(49.8%)が一番多く、次に摘出手術(31.5%)、三番目に放射線療法(10.4%)となっています(日本泌尿器科学会2011年集計)。

前立腺癌の進行は、男性ホルモンに依存しています。ホルモン療法は、男性ホルモンの働きを抑制し、ガン細胞の増殖と活動を抑える治療法で、ほとんどの前立腺癌に効果的です。

なお、現在の前立腺癌に対する治療としては、抗アンドロゲン薬(カソデックスなど)とLH-RHアゴニスト(リュープリン、ゾラデックスなど)との併用療法(MAB療法)が主流となっています。


▼広告のキービジュアル

広告のビジュアルは、笑顔を見せる初老の男性たちの日常風景。前立腺がん寛解後のイメージを表現しています。写真のイメージは、左から「仕事」「趣味」「家族」という感じでしょうか。素朴なデザインです。

▼国内優先審査指定:追記2017年10月

2017年10月、「ザイティガ」は“ホルモン療法未治療転移性前立腺がん”の適応追加について、厚生労働省から優先審査品目に指定されました。「ザイティガ」は、2014年7月に“去勢抵抗性前立腺がん”の適応で承認を取得していますが、追加された“ホルモン療法未治療転移性前立腺がん”の適応は既存の適応よりも早期のステージとなり、さらなる早期投与を目指すことになります。

一般名:アビラテロン酢酸エステル
製品名:ザイティガ錠250mg
抗悪性腫瘍剤/前立腺癌治療剤(CYP17阻害剤)
ヤンセン
アストラゼネカ

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