ウリアデック/投薬期間制限解除

尿酸問題を解くチカラ。

▼ウリアデックとは?

「ウリアデック」は痛風の治療剤で、尿酸生成を抑制する薬です。従来品の「ザイロリック」と「フェブリク」の両方の効果(尿路結石にも有効、腎機能低下でもOK)を持つハイブリッド型の尿酸生成抑制剤と言われています。

痛風・高尿酸血症治療薬は、大きく分けて2種類あります。尿酸の生成を抑制するか尿酸の排泄を改善するかという2つです。つまり、入口を直すか出口を良くするかということです。「ウリアデック」は“尿酸生成抑制剤”に分類されます。

痛風や高尿酸血症の患者は、身体の中で尿酸が作られ過ぎたり、不要となった尿酸がきちんと体外へ排泄されなくなることで、尿酸値が高くなっています。「ウリアデック」は、身体の中で作られる尿酸の量を抑えることによって、結果的に尿酸値を下げる効果があります。尿に排出される尿酸が減少するので、尿路結石を合併している場合にも適しています。

「ウリアデック」は肝代謝型なので、腎臓が弱っている人にも使いやすいのが特徴です。ただし、重度腎障害のある患者には安全性が確立していないので慎重に用いる必要があります。

▼尿酸とは?

“尿酸”は、ヒトの身体の中に常に存在している物質で、作り出される量と体外へ排泄される量のバランスによって、常に体内で一定量に保たれています。尿酸は生物の情報(DNA)とエネルギー物質の最終産物であると言われています。

遺伝子を構成するDNAとエネルギーが分解されると尿酸ができます。尿酸の材料となるのが“プリン体”と呼ばれる物質で、人体の情報やエネルギーを受け持つプリン体が分解されてできた老廃物(燃えカス)が“尿酸”ということです。

実は、尿酸はほとんどの生き物では分解され、身体には溜まりません。しかし人間(と一部の霊長類)は、尿酸を分解する酵素(尿酸酸化酵素)が遺伝的に欠落していて(遺伝子自体は存在しますが、壊れている)、尿酸がたまる傾向があります。

一般的に、ヒトの身体では一日約0.6gの尿酸が作られ、腎臓を介して尿として排泄されます。尿酸の産出が多くなったり、排泄量が低下すると尿酸は体内に蓄積し、痛風の発作を起こしやすくなります。

尿酸値を6.0mg/dL以下に保つと、身体にたまっている尿酸の結晶が減り、痛風の発作が起こりにくくなります。 また、高尿酸血症に合併しやすいと言われている生活習慣病、慢性腎臓病、心筋梗塞や脳卒中などのさまざまな病気を予防することへもつながります。

▼その他の高尿酸血症治療剤・痛風治療剤

▼広告のキービジュアル

ひと目で尿酸値の薬だと分かるビジュアルです。針状の【尿酸塩の結晶】が見るからに痛そうですね・・・。“尿酸(uric acid)を減らす(decrease)”という製品名の由来から、【U】をシンボルマークとして使っています。

“尿酸問題を解く”ということで、からまった紐(尿酸)がヒモ解かれている様子を描いています。影に見えるのは腎臓のカタチです。イヤフォンに見立てているのでしょうか。“腎障害があっても減量の必要がない”という「ウリアデック」の特徴を表しています。

一般名:トピロキソスタット
製品名:ウリアデック錠20mg,40mg,60mg
高尿酸血症治療剤/非プリン型選択的キサンチンオキシダーゼ阻害剤/痛風治療剤
2014年9月1日より投薬期間制限が解除されました。
三和化学

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