ラロキシフェン/閉経後の骨粗鬆症に

閉経後の骨粗鬆症に「ラロキシフェン」、サワイジェネリック。

▼ラロキシフェンとは?

「ラロキシフェン」は骨粗鬆症の治療薬で、先発品「エビスタ」の後発品(ジェネリック)です。

骨粗鬆症は、骨の吸収と形成の代謝が悪くなり、骨組織が弱くなる病気です。腰痛や背中の痛みを伴います。年配の方は骨折しやすくなります。

特に女性は、女性ホルモンが少なくなることで「閉経後骨粗鬆症」という病気になります。「ラロキシフェン」は女性ホルモンの卵胞ホルモン(エストロゲン)と同じような働きを持っていて、骨のカルシウム成分が血液に溶け出すのを防ぐ作用があります(骨吸収抑制作用)。

“選択的エストロゲン受容体調整薬(選択的エストロゲン受容体調整薬:SERM)”と呼ばれるタイプの新しい骨粗鬆症治療薬で、女性の「閉経後骨粗鬆症」のファーストチョイスに選ばれることが増えています。

乳房に対し抗エストロゲン作用を示すので、副効用として乳癌の予防効果を持っています。類似薬の「ラロキシフェン」は、エストロゲン受容体陽性の乳癌の発症を約1/10に抑制したという報告もあります。

▼骨粗鬆症の治療には長い期間が必要

高齢者の場合、古い骨が新しい骨に置き換わるまでに時間がかかるため、骨粗鬆症の治療には長い治療期間が必要となります。そのため、途中で治療を諦めてしまう患者も少なくありません。

骨粗鬆症の治療薬は、ある程度長期間使い続けなければ骨密度向上の効果が十分に得られません。薬の特性に併せて休薬をするケースでも、必ず専門医の判断に基づいて行なうことが重要です。

▼主な骨粗鬆症治療薬の種類

骨粗鬆症の治療薬としては、カルシトニン製剤、ビスホスホネート製剤、活性型ビタミンD3製剤、女性ホルモン製剤、選択的エストロゲン受容体調整薬(SERM)、ヒト甲状腺ホルモン(PTH)製剤、イプリフラボン製剤、タンパク同化ホルモン製剤などが使用されています。

ビスホスホネート 骨を壊す働きを抑える。
1ヵ月に1回、静脈注射
選択的エストロゲン受容体調整薬(ラロキシフェン 骨を壊す働きを抑える。
1日1回、服用
副甲状腺ホルモン 骨の形成を促進。
毎日/週1回、皮下注射
活性型ビタミンD3 Ca吸収で骨の形成を助ける。
1日1回or2回、服用
ビタミンK2 骨の形成を助ける。
1日3回、食後服用
カルシウム 食事で足りないCaを補給。
1日2〜3回、服用

▼その他の骨粗鬆症の薬








▼広告のキービジュアル

広告のキービジュアは、バランスゲームのジェンガを骨に見立てた新鮮なデザインで、骨粗鬆症をキレイに表現しています。抜けたブロックがスカスカになった骨組織、という演出。ジェネリック品ということもあり、難しいことや派手さはなくして、品の良さや誠実さを狙った秀作です。

一般名:ラロキシフェン塩酸塩錠
製品名:ラロキシフェン塩酸塩錠60mg「サワイ」
骨粗鬆症治療薬/SERM/閉経後骨粗鬆症治療薬
選択的エストロゲンモジュレーター(選択的エストロゲン受容体調整薬)

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