マーデュオックス/日本で出会ったふたつの成分

マーデュオックス

患者さんのいちばんの笑顔を目指して。
[日本で出会ったふたつの成分]

▼マーデュオックスとは?

「マーデュオックス」は、尋常性乾癬を治療する外用剤(塗り薬)です。【マキサカルシトール】【ベタメタゾン】という2種類の成分を合わせた配合剤です。主に“軽症から中等症”の尋常性乾癬患者に使用される薬です。

成分の1つは活性型ビタミンD3誘導体の「マキサカルシトール」。もう一方は、ステロイド(副腎皮質ホルモン)の「ベタメタゾン」です。それぞれ単剤でも使用されていますが、治療効果を高めるために両剤を併用することが多く、ふたつの成分を合わせた「マーデュオックス」を使用することで、皮膚細胞の新陳代謝が正常化し、皮膚の炎症や紅斑といった症状の改善が期待できます。

「マーデュオックス」の効果が現れるまでの目安は、4週間です。効果は徐々に出てきますので、効果が実感できるまで、決められた用法用量でしっかり塗ることが大切です。

▼乾癬とは?

乾癬とは、慢性的な皮膚の病気です。人によって症状や発症する場所に個人差があり、第一選択薬も異なります。主な症状は、皮膚の赤みや腫れ、白い乾燥したカサブタ、かゆみなどです。乾癬を患った皮膚では、炎症を起こしやすい細胞が集まって活発に活動しているため、毛細血管が拡張して皮膚が赤い状態になります。また健康な皮膚と比べて10倍以上の速度で表皮が入れ替わるので、皮膚細胞の生産が過剰な状態になってしまいます。過剰に産み出された表皮はゾウの皮膚のように厚く積み上がり、鱗のような屑となってはがれ落ちていきます。

乾癬で困っている患者は、国内で約20〜30万人いると言われ、特に男性に多い病気です。乾癬の原因は正確には解っていません。近年、外敵から身を守るための免疫作用の過剰反応が、乾癬の原因のひとつではないかと発表されています。

乾癬は完全に治癒できる病気ではありませんが、薬を使うことで症状を緩和させることが出来ます。乾癬治療には、塗り薬や飲み薬、紫外線療法などがありますが、2010年からは、生物学的製剤と呼ばれる新しい注射薬が使えるようになりました。様々な選択肢がある中で、それぞれ自分に合った治療方法を見つけることが大切です。




▼マーデュオックスの副作用

「マーデュオックス」は外用剤(塗り薬)なので、経口剤(飲み薬)のような副作用がほとんどありません。長期間使用する場合は、発疹ができたり、皮膚が白っぽくなるなど、ステロイド皮膚症の副作用がでるケースがありますが、これはステロイド剤特有の症状なので、それほど心配ありません。症状がひどい場合は、専門の医師に相談してください。

主な副作用(2.4%) 血中コルチゾール減少
その他の副作用(0.6%) 血中カルシウム増加、血中クレアチニン増加、白血球数減少、肝機能異常、毛包炎
重大な副作用 高カルシウム血症、急性腎不全

▼乾癬治療のピラミッド計画

乾癬の治療方法は、大きく分けて外用療法と光線療法、全身療法の3つがあり、それぞれの特性を考え、単剤か併用かなど工夫されています。国内では、乾癬に関していくつかの治療指針が示されていますが、現在のところ外用療法に関するガイドラインはありません。

【乾癬治療のピラミッド】は、適応の広さや位置付けをあらわした図のことです。このピラミッドが示すように、治療法には、大きく全身に対して治療を行う“全身療法”(注射療法、内服療法、光線療法の一部)と、決められた箇所に対して治療を行う“局所療法”(光線療法、外用療法)に分けられます。

そして、さらに病態に応じて5段階に分別されています。最下段は活性型ビタミンD3外用剤とステロイド外用剤であり、次に光線療法、レチノイド、シクロスポリン、そして生物学的製剤の適用の順に上位に位置しています。

外用剤は上に位置する治療法との併用が可能というわけです。軽症の場合は外用剤のみで、中等症以上では全身療法や光線療法を併用して治療を行います。これが【ピラミッド計画】です。

▼広告のキービジュアル

広告のキービジュアルは、日本指の笑顔。重なったふたつの指は“配合剤”ということを表しています。また「一番」を表した指の形は薬を塗る時のイメージで、“軟膏”という製品規格を伝えるダブルミーニングになっています。

「マーデュオックス」は中外製薬が創製した【マキサカルシトール】と、国内で開発された合成副腎皮質ホルモン(ステロイド)である【ベタメタゾン】を配合した薬です。キャッチコピーの“日本で出会ったふたつの成分”というのは、このことを指しています。

マーデュオックスのキービジュアル

一般名:マキサカルシトール/ベタメタゾンジプロピオン酸エステル
製品名:マーデュオックス軟膏
尋常性乾癬治療剤/外用配合剤
マルホ

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