コセンティクス/IL-17活性を中和する乾癬治療薬

コセンティクス

▼コセンティクスとは?

「コセンティクス」は、乾癬、強直性脊椎炎(AS)及びエックス線所見が認められない体軸性脊椎関節炎の全身性炎症および進行に関与する重要なサイトカインであるインターロイキン-17A(IL-17A)を直接阻害する、ヒト型の生物学的製剤です。主に尋常性乾癬、関節症性乾癬、膿疱性乾癬の患者に処方されています。

▼IL-17Aとは?

「IL-17A」は乾癬の免疫反応に深く関係する“炎症性サイトカイン”のひとつです。

前述のようにIL-17は乾癬の皮膚症状が起きる最終段階で皮膚症状の形成に深く関与しています。そのため、IL-17の働きを抑えることは乾癬の症状が出るのを最終段階で抑える効果があります。したがって、免疫反応を幅広く抑えてしまうことを避けられるので大きな副作用が少ないばかりか、治療効果が高く、効果が比較的早く出ると言われています。

▼乾癬とは?

乾癬とは、慢性的な皮膚の病気です。人によって症状や発症する場所に個人差があり、第一選択薬も異なります。主な症状は、皮膚の赤みや腫れ、白い乾燥したカサブタ、かゆみなどです。乾癬を患った皮膚では、炎症を起こしやすい細胞が集まって活発に活動しているため、毛細血管が拡張して皮膚が赤い状態になります。また健康な皮膚と比べて10倍以上の速度で表皮が入れ替わるので、皮膚細胞の生産が過剰な状態になってしまいます。過剰に産み出された表皮はゾウの皮膚のように厚く積み上がり、鱗のような屑となってはがれ落ちていきます。

乾癬で困っている患者は、国内で約20〜30万人いると言われ、特に男性に多い病気です。乾癬の原因は正確には解っていません。近年、外敵から身を守るための免疫作用の過剰反応が、乾癬の原因のひとつではないかと発表されています。

乾癬は完全に治癒できる病気ではありませんが、薬を使うことで症状を緩和させることが出来ます。乾癬治療には、塗り薬や飲み薬、紫外線療法などがありますが、2010年からは、生物学的製剤と呼ばれる新しい注射薬が使えるようになりました。様々な選択肢がある中で、それぞれ自分に合った治療方法を見つけることが大切です。





▼広告のキービジュアルについて

広告のキービジュアルは、家でくつろぐ親子(母子)。寛解後の幸せな生活を切り取った患者のQOL(Quality Of Life)を表現したビジュアルです。重ね合わせた掌は、ヒト型抗ヒトIL-17Aモノクローナル抗体を表しています。

コセンティクスのキービジュアル
製品名:コセンティクス皮下注150mgペン、シリンジ
一般名:セクキヌマブ(遺伝子組換え)
ヒト型抗ヒトIL-17Aモノクローナル抗体製剤
マルホ
ノバルティスファーマ

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