エキセメスタン/乳癌治療薬アロマシンのジェネリック

▼エキセメスタンとは?

「エキセメスタン錠テバ」は、乳がんを治療する「アロマシン」のジェネリック(後発品)医薬品です。「エキセメスタン」は、副腎からのエストロゲン産生を抑制します。作用の特徴から、主に閉経後のホルモン療法として処方されています。閉経後で、女性ホルモン受容体が陽性の場合に優先される標準的な乳がん治療薬です。

「エキセメスタン」が最も効果的な癌は、ホルモン反応性が高い“女性ホルモン受容体陽性乳がん”です。このケースでは、高い有効率が期待でき、予後の改善にもつながります。進行している乳がんや、手術後の再発予防目的として、補助療法で使用することもあります。

▼乳がんとは?

乳がんは、乳房にある乳腺にできる悪性の腫瘍のことです。非浸潤がんと呼ばれる癌の場合は多くが治るといわれていますが、早期の乳がんでは自覚症状がほとんどないため、発見が遅くなるケースが多々あります。

日本において乳がんは、癌のなかでも罹患率がトップクラスであり、その割合は年々増加を続けています。乳がんを発症する女性の割合は、50年前は50人に1人でしたが、21世紀では14人に1人と言われています(年間約6万人以上)。乳がんで死亡する例は年間約1万3千人で、これは乳がんに罹った患者の30%に相当します。

乳がんの原因ははっきりと解明されていませんが、日本人に乳がんが増えた要因としては、食生活の変化や、女性の社会進出が関係していると考えられています。戦後の食生活の変化に伴って、高たんぱくで高脂肪の食事が増えたことによって、初潮が早く訪れ、閉経が遅くなる女性が増えました。そして、女性の社会進出の増加によって、妊娠出産が減少し、女性が一生のうちに経験する月経の回数が多くなりました。

乳がんの癌細胞は、女性ホルモンのエストロゲン(卵胞ホルモン)によって増殖することが知られています。つまり、月経回数が増えた(月経中はエストロゲンが多量に分泌される)ことが、乳がんの発症と進行に影響を与えていると考えられるのです。

▼乳がんのホルモン療法(内分泌療法)

乳がんは、女性ホルモン“エストロゲン”の影響を受けて大きくなる傾向があります。エストロゲンは、閉経前は卵巣で多く作られますが、閉経後は腎臓のそばにある副腎から出てきます。このエストロゲンを低減させることによって、乳がんが大きくなるのを防ぐ治療法が【ホルモン療法(内分泌療法)】です。

▼エキセメスタン+エベロリムス併用でPFSが有意に延長

「エキセメスタン」は、閉経後ホルモン感受性乳がんにおいて、標準薬の「ノルバデックス」(タモキシフェン)と同等以上の臨床成績が報告されています(IES試験)。

また、進行乳がんにおいて、日本初mTOR阻害薬「アフィニトール」(エベロリムス)との併用により、治療効果が継続されて、無増悪生存期間(PFS)を有意に延長することが、国際共同試験で報告されています(BOLERO2試験サブ解析:臨床腫瘍学会2012)。

▼エキセメスタンの副作用

「エキセメスタン」の主な副作用は、ほてり、頭痛、吐き気、めまい、多汗などです。長期間服用する場合は、骨密度低下にともなう骨粗鬆症や骨折に注意が必要です。服用を途中で止めるほどの重い副作用はほとんどなく、安全性の高い薬です。

重い副作用はめったにありませんが、肝臓の重い症状が報告されています。その他の副作用は下記の通りです。

ほてり、疲労感、吐き気、嘔吐、食欲不振、眠気、めまい、しびれ感、頭痛、高血圧、多汗、性器出血、脱毛、発疹、骨粗鬆症、骨折

▼その他の乳がん治療薬

▼テバ製薬とは?

▼広告のキービジュアル

広告のキービジュアルは、アネモネの花束。花を使うことで、女性のための薬ということを表現しています。親密そうに重ねられた手と手のクローズアップが、広告に温かさと優しさを与えています。

ピンクのリボンは、世界的な「乳がん検診啓発キャンペーン」のシンボルで、このアイテムだけですぐに乳がんが連想出来る仕掛けとなっています。

アネモネの花は、草丈約15センチの可憐な花で、山の野草のような牧歌的な雰囲気があるので、野草愛好家に好まれている花です。

一般名:エキセメスタン
製品名:エキセメスタン錠25mg「テバ」
抗悪性腫瘍薬/アロマターゼ阻害薬/閉経後乳癌治療剤
テバ製薬

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